2016.12.28
ユリ3態
昨夜から15cmほど降ったでしょうか。右がオオウバユリ、下左からヒメサユリ、ヤマユリです。オオウバユリには未だ種が残っています。(a-killer)
2016.12.23
えへん!
自然関係出版の大手の平凡社が、30年ぶりの改定を進めている「日本の野生植物」の第3巻におらの写真が載ったぞや! 第166図版の右上にちっちゃぐ出でる。ユビソヤナギの皮を剥いだ写真だぁ。それに、最初のページの撮影者一覧にもおらの名前が載っでる! ちょー、嬉しーぞや。
平凡社の「日本の野生植物」っていえば、日本を代表するもっとも権威ある植物図鑑。これにあげてもらえるなんて、はぁ、おら、有頂天になっちもう。値段は23,000円と高ぇども、おらには一生の宝もんだぁ。ちなみに、この図鑑は、全5巻で、全部で12万円にもなっとも、植物やっぺと思う人なら必需品だべな。(イサム)
2016.12.17
タヌキ救出
今日6時頃、用水路の中で登れないタヌキを発見。なんとかスコップで陸に上げたものの、ガタガタヨタヨタで歩けなかったので、車庫の中でお休みいただいてます。写真はスコップ待ちのタヌキ。「来年トウミギ全部食われっから」と、ばあちゃんに言われつつも、つぶらな瞳にやられ、本気で助けました。(万寿美)
2016.12.17
イタチが、居たっち!
大分降りました。除雪をしようかと窓の外を見ると雪の中からかわいい姿が、ニホンイタチでした。 (a-killer)
2016.12.15
目がテン!
高杖原から、「目がテン!」登場です。朝、歯磨きタイムの窓の外。何やら動く!山桜の木を、するする登るのは、テン!
山桜の木に、サルナシが絡みついてますが、あまりにも高くて収穫できません。今年は実がついていないのかと思っていましたが、この時期食べているのは、サルナシの実なのかしら? 襟巻にしたい。(Lily)
2016.12.06
アオバト情報
只見町内で木の実を食べにくるアオバトの写真いただきました。毎年2回くらい鳴き声だけ聴いてたので姿が確認されました。(和子)
2016.11.25
バードストライク
ここは只見スキー場ロッジ。手前さ落ぢでるのはヤマドリだぞや。奥のガラスを突きやぶって、室内さ3mぐれぇ入って即死状態だったぞや。外傷はなし。目が白いのは、瞬膜どって鳥特有のまぶた。人間は上からつぶるんだども、鳥の場合は下から上につぶるんだぁ。ヤマドリは、よぐ窓に激突する鳥で、アオゲラに次いで多いべな。そのつぎに多いのは、アカショウビンだべな。あんまりっぱな雄だったんで、ブナセンターさ、もっていったずや。(イサム)
2016.11.19
この鳥を教えて下さい
ボケてよくわかりませんが、この鳥はなんでしょうか…。(夢街道)
これは、みごとなクマタカの成鳥! 森林を好む猛禽類だから、こうして林の中さ隠っちぇで、獲物ねらってんだべな。(イサム)
2016.11.16
ジョウビタキのなわばり
ジョウビタキが、朝の暗いうちから夕方暗くなるまで、一日中、おらいのまわりで鳴いでんぞや。甲高い声で「ヒッ、ヒッ、ヒッ」どって鳴ぐもんだがら、来っど、すぐ分がる。おらいの家の窓ガラスに映ったわーが姿を見て、体当たりしでる。それもあっちこっちの窓でやってる。なんちゅう縄張り意識が強ぇ鳥だべな。おらいの屋敷とその中にある立ち木が縄張りみでぇだ。めげぇ鳥だども、根はきついな。そだな、人間にもいんぞなぁと考えながら写真撮ったぞや。(イサム)
2016.11.05
カッコネーとユタポン
カッコネーとユタポンが、きょうの民報新聞の会津版にでかでかと載っていっつぉや。ユタポンさんの、収穫を喜ぶ表情がいいずや。会津医療センターが只見のシャクヤクを使うちゅうごんだ。なんと、まぁすごい話。(イサム)
2016.10.28
カラスウリ
叶津のカラスウリ実が大きくなっていました。(こずえ)
2016.10.27
白鳥初飛来
コハクチョウの親子が只見湖にいだっけぞや。とうちゃんとかあちゃん、そして子めらが3羽の計5羽。それど、ホシハジロが160羽もいだ。あど、ヒドリガモ、コガモ、マガモ、カルガモ、カンムリカイツブリもいだっけ。いま、飛来ラッシュちゅうどごだべな。(イサム)
2016.10.17
アサギマダラ
一瞬の間でしたが、今年もアサギマダラが…。止まる花がない状態です。昨年は9月26日でしたから3週間ほど遅い。アサギマダラがシュウメイギクにも来ました。羽の傷み具合から見てどうも昨日の個体とは違うような…。(a-killer)
2016.10.16
塩ノ岐のヤマネ
塩ノ岐の人から、家の前にちっちぇネズミが死んでるどって電話あっただ。行ってみだら、ヤマネの子めらだっけ。親がらはぐれでしまって、山がら降りてきたんだべな。家のまわりは、コンクリートで歩きやすいがら、そのまま玄関先に出ちまったんだべな。こだごどは、前に叶津でもあったな。まったく同んなじ状況。しかし、秋になって、こだ寒くなって、こだ幼獣が冬、越せんだべが?(イサム)
2016.10.14
民具のある風景
こごは、おらいの下っ手の慎介あんにゃがいの蔵の入口。民具がなにげなく掛けてある風景がよくて、写真撮ったずや。左から、箕、ざる、メケイ。ちなみに、箕は、フジの樹皮と竹、ざるは、アケビづる、メケイは、チシマザサの稈(茎のこと)。ぜーんぶ、山がら採ったあんだし、地元でこしゃったんだ。だがら、いらなくなって捨てでも、土に還るあんだ。これぞ、究極のエコだべや。地球環境に負荷をかけない持続可能な暮らしだべや。これって、只見ユネスコエコパークの真髄であんめーが。(イサム)
2016.10.08
カエンダケ
只見にも生えてましたカエンダケ。触っただけでただれてしまう猛毒だそうです。知らなかったらさわってしまいそう。4㎝ほどの鮮やかな赤いキノコでした。(こずえ)
2016.10.06
台風の影響?
今朝、家の窓にぶつかってじっとしている鳥を母ちゃんが見つけてくれました。脳震盪を起こしているのか飛ばずにいました。福井ではトマトハウス3棟が壊れていました。皆さんのところは大丈夫ですか?(治)
おーい、この鳥は、トラツグミだんねーの。夜中に、ヒーヒーどって金属音みでぇな声出しで鳴くもんだがら、UFOど間違えらっちゃり、気味悪がられでる鳥だぁ。古くは、ヌエドリどって言わっちぇだ。夏鳥だがら、南の国に帰るさなが事故ったんだべな。こだどきは、一報くんつぇ。すんま、取りさいぐがら。(イサム)
2016.10.01
フクロツチガキ
ゆんめって(自宅前)の山さ、ちょごっど用事があって行っだら、登山道わきの土の崩っちゃどごに、たくさん生えでだぞや。フクロツチガキどっちゅう。ツチグリに似でっども、こっちのほうは、丸いんで、ツチガキ。もうちっと古くなっど、頂上の方さ穴開いで、指で触っどほこりのような煙を出すぞや。(イサム)
2016.09.22
只見のナツズイセン
ここは叶津集落の墓場。咲いでんのは、ナツズイセンだぁ。ヒガンバナとおんなじ仲間で、只見ではワスレグサどっちゅう。墓場ちがくに植えられでる。この花は、むかしから只見にあって、親しまれでいんだども、近ごろは見らんにゃぐなってきただ。おらは、この花が好きだぁ。単純明快にきれいだべした。だども、只見の人は、ヒガンバナが珍しいどって、球根を買ってきて植えて楽しんでる。ブナどがユビソヤナギもそーだったども、よその人に言われてはじめて気―つぐんだべんな。日本じゅう、どごでもあるヒガンバナより、ナツズイセンの方が只見の風景にはあってんど思うどもな。(イサム)
2016.09.13
山のご馳走
写真はアケビとサンカクズルの実です。トチも豊作でたくさん落ちてました。なりものが豊作で、またクマやネズミが増えますね。
父は「むかしは食うのながったから動物より先にきれーにひろっちまって、山に実物なんか残ってながった」と。(和子)
サンカクヅルとは、珍しーな。むかしは、けっこうどごでもあっけが、いまでは、めったに見らんにゃぐなったな。おらほでは、サナヅラどっちゅう。実も甘ぐでうめーども、この蔓は頑丈で丈夫だっちゅうごんだ。そんじぇ、フリオケ(肥桶)の弦に使ったじゃうごんだ。(イサム)
2016.09.03
アケボノソウ
昨日、高校の学生寮の川向かいの道路の土手に行ったら咲いてました。
今年は草刈りされちゃったためなのか、細々としか咲いていません。(ゆたぽん)
2016.09.02
刈り残し
私は草刈り機を使う前に2、3度見て回ります。今回残したものは、写真上からツルリンドウ、フユノハナワラビ、ツルニンジン。(a-killer)
2016.08.09
高灯籠
8月に入っと、ゆんめって(家の前)に高灯籠を立てる家が目立ってくる。細い杉の間伐材を切り出して、先端部だけ杉の葉っぱを残してあとはすべて皮を剥いで、その上に横棒を十文字に結わえておいて、灯籠をともすあんだ。死んでまだ日の浅い人は、お盆に自分の家に帰る際、わからなくならないように、目印として立てんだそうだ。お盆前に家族が亡くなった新盆の家が、3年間行う盆行事だぁ。近ごろは、間伐材が手に入らなくなったもんだから、やらない家が多ぐなっちまっただ。
んじぇも、この高灯籠、集落によって飾りが違っているのが面白っしえー。黒谷にあったのは、高灯籠の先端部から横棒の両端をつなぐ縄に杉の葉が刺してあっけ。こだごどをやる家は珍しくなっちまった。金山町の本名あだりでは、杉っ葉でなく、折り紙を使ったきれいな御幣が刺してある。そして、二軒在家で見っけだのは、灯籠にきれいな七夕のような飾りがついでいだ。これには、ちっとたまげた。家の人に聞いでみだら、「むかしっから、そうしっだがら」っちゅうごどだっけ。高灯籠にも、場所や家によって、さまざまあんだなと感心しでんだ。
でも、高灯籠を立てるどこは、あんまねぇなぁ。オラが見だどころ、上流は舘岩あだりがら、下流は金山町の本名集落あだりまでであんめぇが。
それが、集落ごとにちっとずつ飾り付けが違ってるのが面白っしぇ。
あど、この高灯籠、オラは佐渡島で見たごどある。はぁ、15年前ぐれぇ前の話だぁ。いずれにしても、古い風習であるごどには間違いあんめぇ。(イサム)
2016.08.08
ボタンヅルの大繁茂
暑っちぇというより、熱っちぇな。こうなっと、外に出る気もなぐなっちもーな。メールも停滞気味だ。そんじぇっちゅう訳ではねぇが、ボタンヅルの大繁茂を見っけだんで報告すっつぉや。叶津で電線にまで巻きついでんがなと、入叶津で家の軒下まで大繁茂しでんがなだぞや。ボタンヅルっちゅうは、ほかの植物の上に乗っかがって広がるか、道路の上にはい出でんがなはよぐあっども、こだ上にはい上がってんがなは、初めて見だな。
ボタンヅルの花っちゅうはこだあんだ。いま、やぶの上に、いっぺぇ広がって、花、咲がせでいっがら見でみっけやれ。蜂が、たいした多く群れで飛んできて蜜吸ってっつぉや。(イサム)
2016.07.19
ヘビがでました
猫がまた捕まえてきました。何という蛇ですか。袋に入れておいたのですが暑さで死んでしまいました。細くて長い蛇でした。(夢街道)
これは、ヒバカリだべや。のどの下からあごにかけて、白い線が入ってっぺや。これがヒバカリの特徴だずや。噛まれっと、その日ばかりの命っちゅうごんで、ヒバカリっちゅう名前がついたんだずや。んじぇも、無毒の蛇で、ばーかおとなしいあんだずや。水辺にいで、オタマジャクシや小魚なんぞ食う面白っしぇ蛇だぁ。(イサム)
ヒバカリは本当に性格が優しいヘビです。通常茶色が多いですが、これは黒化型です。さらに珍しい!(万寿美)
2016.07.15
オオコノハズク
今朝、塩沢のキュウリ畑の防鳥ネットにかかっていたのを届けてもらったあなだずや。これはたいへんめずらしいあんだ。ばっちり目を開げっど、ぬいぐるみみでぇだ。んじぇも、手でもつと、カッチッ、カッチッっとくちばしを鳴らして威嚇すんずや。あど、脚の爪でつかまれっど、たいした痛ぇ。野外では、ながながめっけらんにぇあんだども、網にかがったり、家の中に迷い込んだりして確認するごどが多いな。ネズミや小鳥を食うフクロウの仲間だぞや。
じつは、このオオコノハズク、くたびっちぇんだで。元気だったら、まっと耳羽をおっ立てて、眼光鋭い精悍なフクロウなんだども、そだどぎは、めっけらんにぇで、傷ついだり、弱ったどぎにしか、出会う機会がねぇので、こだ写真になっちもーだで。(イサム)
2016.07.10
飲み込む力
実物を見て、改めてに飲み込む力に驚きます、そして足から飲み込むのは意外でした。下半身はすでに消化が始まっていました。(毘沙沢)
車でひかれた直後の写真とのことで安心したぞや。どーも、相手がヘビだと無駄な殺生がよくあるもんで。ヘビとカエルは、生態系を支えている大切な生き物。こんな光景が、すんま近くで見られるのも、毘沙沢の自然がすぐれている証だべな。うらやましい限りだずや。あど、このヘビはヤマガチ(ヤマカガシ)だな。んだども、珍しい個体だぁ。ブナセンターの標本にしたがった。ヤマガチは、水辺にいで、カエルを専門に食ってんがんだ。どきどき、でっけぇカエル呑み込んで、腹がバカ太くなって、タワラヘビ(ツチノコ)に間違えられるごどがある。(イサム)
2016.07.06
アカショウビン
今年は家の周辺で活動しているのを楽しみにしていたのですが、昨日悲劇が起きました。窓に激突して即死です。冷凍庫で保管しています。何かの機会にブナセンターに届くようにします。(毘沙沢)
2016.06.28
珍しい事2件
1 お昼前にオオアカゲラを見ました。写真を添付します。
2 13時少し過ぎに(ニホン)ノウサギが文字通り脱兎の如く走り来て走り去りました。と、すぐに(ホンド)テンが走り来て道の角で少し迷った後、脱貂となって追っていきました。その後のテンマツは分かりません。夏毛のウサギとテンを見たのは初めてです。残念ながら写真を撮っている暇はありませんでした。(a-killer)
これはアカゲラの雄だべな。背中に、大きな白い逆八の字の斑があるのが特徴だずや。アカゲラは、人里に多いな。オオアカゲラは、奥山では見られっども、里には、あんまやってこねぇ。すばしっこくで、すんま、幹の後ろに隠れっちもうがんで、ながなが写真撮んのむずがしいだで。だども、この写真、うまぐ撮っちぇっぞや。
ノウサギを襲うテンが見られっどは、a-killerさんがいは、長浜サファリパークだべな。観光ツアーに組みこんだらどうだべ。(イサム)
2016.06.27
今日はホタル観察日和
黒沢のホタルを見て来ました。現地で大宮さんご夫妻と遭遇したので、一緒にホタル観賞させて頂きました。すでにゲンジよりヘイケが優勢。ゲンジ15匹ぐらい、ヘイケ40匹ぐらいでした。そのあと、三ツ石神社駐車場付近を探してみましたが発見できませんでした。これからなんでしょうか…?(ゆたぽん)
2016.06.27
激 突
先ほど、我が家の窓に左顔面を強打してホトトギスがぶつかりました。まだ生きていますが、はたして飛べるのか心配です。(毘沙沢)
激突した鳥は、大きさからいっておそらく赤色型のホトトギスの若鳥がなと思うぞや。カッコウの仲間は、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチの4種類いで、只見ではみんな棲んでいる。そして、姿かたちがそっくりだあ。姿はおんなじでも、鳴き声はすばらしく違う。鳴いてくれれば、一発でわがっども、こうして落鳥となって手にとっと、すばらしくわがらなぐなっちもう。この仲間の見分けは、腹の縞模様の按配が決め手だぞや。こんだ、つかめぇだどぎは、腹も撮っておいでくんつぇ。(イサム)
2016.06.22
オトシブミ
いまの時期、オトシブミが忙しいな。
オライの家のバラの木で、オトシブミが葉っぱをせっせと巻いていたぞや。1㎝もねぇ小っちぇ体しで、けっこう早ぐ動き回るんで、カメラで追うのがたいへんだったずや。数百枚撮って、見られんがなは数枚だな。しかし、たじまじ、葉っぱを巻いちもうな。小さな稼ぎっぱりってどごだな。(イサム)
2016.06.19
馬尾の滝
塩沢川の奥にある馬尾の滝に行ってきました、V字谷で道なき藪漕ぎと雪渓に阻まれ、4時間後にやっと滝に到着。高齢化で山に入る人がなく、山は荒れてきてますね。むかし、ゼンマイ小屋があった所で太いゼンマイがありました。帰路、只見で一番太い塩沢のブナが倒れた情報をもらっていたので確認してきました。貫禄のブナの最後を見届けてきました。(和子)
2016.06.18
ネズミの大量死!
おらいの下っ手の泉水(池)をのぞいたら、ネズミの死骸がたいした沈んでいだぞや。うわっかだけ数えでも、ざっと40匹はいだな。折り重なっていだがら、下のほうにも、まっと沈んでっぺな。山にいるアカネズミだど思う。
ちょうど10年前の2006年の6月もそうだった。どっちも共通した自然現象がある。前の年にブナが大豊作だったごんだ。10年前のほうが、まっと凄かった。堀や池、田んぼに厚く溜まっでだもんな。それも、蒲生や只見、楢戸、黒谷入の水路や田んぼに集中しだ。明和地区ではなかったようだ。それは、ブナの分布域に重なっでいる。ヨーロッパにはレミングっちゅうネズミがいで、大発生すっど、みんなして海に落ぢで自殺しっちもうじゅう。只見のネズミも、前の年、ブナの実をたらふく食って数を増やしたんだども、今ごろになって食い物がなぐなって山がら降っちぇ、水路に身投げしたんだろうが? これって、ネズミによる無意識の個体数調整? はたまた、異常な個体数増加による異常な事故死?(イサム)
2016.06.14
ホタル情報
先ほど、黒沢のホタル観察ポイントでホタルを確認しました。杉林でゲンジ7・ヘイケ1、田んぼでゲンジ4・ヘイケ1、橋でゲンジ3、集落付近の田んぼでゲンジ3。
橋でホタルを見たのは大洪水以来で初めてです。ホタル復活!(ゆたぽん)
2016.05.18
小さな鳥です
見つけるのが遅かったので状態が良くありません。小さな鳥です。図鑑で探しましたが、ショウドウツバメにしては小さい?(毘沙沢)
この鳥は、コサメビタキの幼鳥だべな。くちばしの根元がまだ黄色だ。いろいろな角度から撮ってあったんで、すぐわがったぞや。おとなしくて目立たねえ鳥だずや。そういえば、最近見なくなっちまったな。こだ鳥が窓にぶつかるぐれぇ環境のいいどごだっちゅうごった。(イサム)
2016.05.15
サンショウウオ
クロサンショウウオの卵はカルガモ(?)の餌になったようです。木の枝に産み付けられたカエルの卵も食べられた様子。残された卵の一部は乾燥してカリカリ状態。アカハライモリの攻撃を気づかって避難させておいたハコネサンショウウオの卵が孵化し、今日、幼生を産卵地に戻しましたよ。何匹生き残って大人になれるのか。(毘沙沢)
2016.05.13
舘岩の子ふくろう
初めて投稿します。舘岩の巣箱から子ふくろうが顔を出しています。あんまり可愛いので投稿しました。携帯カメラです。(Lily)
2016.05.10
私にもタラの芽ください
昨日の鳥見、ご苦労様でした。初参加なのに鳥の種類が少なく残念でしたが、モズのメスはばっちり見られましたね。昼飯の八十里庵の気まぐれセットも相変わらず美味しかったですね。きょう午前中は晴れて、エゾハルゼミの合唱が聴かれました。初認は一昨日です。
さて、写真はご覧のようにモリアオガエルのメスです。何故とげとげのタラに登るんでしょう?(a-killer)
2016.04.27
ヤマナシ?
自近所に梨の木があって、満開です。今は葉も出てきてますが、先週はもっと花が多かったかと思います。遠くからでも結構目立っています!(カナ)
このナシノキは、沢口の道下にある木だべや。今のところ、これはナシノキでは町一番の巨樹だど思う。むかしは、各家に1本ぐれぇ、必ず植えてあって、学校帰りのこめらの格好のおやつだったっけな。だども、それから豊かな時代になって、誰も食わなぐなってきて、邪魔だどって、ほとんど切られでしまった。
いまになって、改めて見回すと、ねっか見当だんなくなっちまった。そだごどもあって、このナシノキの巨木は、貴重なあなになっちまったな。(イサム)
2016.04.15
黒谷川のキタコブシ
様子を見ていたコブシですが今日確認したらポツン、ポツン、ポツンと花の開花が増えてきました。そして周りの桜や梅も咲いてきました。もしかすると5月の連休前に木々全体が開花するかもしれませんね。(カナ)
2016.04.12
サンショウウオの卵
すでにクロサンショウウオの産卵は終わっています。昨年より1月近く早い産卵でした。水温と雪解けの状態で産卵時期を決めているようです。(毘沙沢)
2016.04.08
ツバメ初確認
ざっと見て報告なかったので、今年初確認ですかね。さっき外に出てみたところ、電線にツバメがとまっているのを確認。良く見てみれば羽が濡れていて、疲れたような雰囲気。昨日の雨に打たれて休憩中?(朗)
2016.04.06
中ノ平のカモシカ
ヤマサの順子アネから、カモシカ出現の一報があって行ってきたずや。ヤマサ商店の真ん前の崖下の急斜面を悠々と歩いていだっけ。カタバ(カタクリ)の葉っぱをむしゃむしゃ食って、たいした肥えでだっけ。あんま近くのんだがら、落ち葉の踏む音もよぐ聞こえっげ。全体に白っぽいあんだども、顔の中央がやけに茶色っぽく見えっげ。よっぱら撮ってだら、ソバ食ってげっちゅうごどになって、ごっつぉになってきただ。鍋焼き風ソバで、ソバに汁の味がしみ込んで、ばがうまがったぞや。こんだ、八十里庵で食ってみっぺ。(イサム)
2016.04.01
カタクリ開花報告
a-killerさんに依頼され(3.16 クイズです)、カタクリの開花情報でーす。咲きました。本日、11時の確認です。大宮さんも確認されました。(浜ちゃん)
2016.03.24
カモシカ
雪が少ないので町議会議員候補の宣伝カーが毘沙沢にも入る今年。庭先に、カモシカが顔を出しました。器楽(ホルンとフルート)の練習中でしたから、心地よい音に誘われたのかなとも思いますが。カモシカにとって、安心できる環境になってきたのかな、と推察します。嬉しい出来事でした。(毘沙沢)
2016.03.21
フクジュソウ開花!
きょう、坂田に行ったら、道路わきの斜面がフクジュソウで真っ盛り。ここは、どこよりも早く咲くども、そんじぇも例年より2週間は早ぇな。今年の天気はいったいどうなってんだべな。(イサム)
2016.03.17
東京のシンポジウム
3月19日に、東京で開催されるシンポジウムに学ぶ会代表として出席してきます。人間文化研究機構が主催する「人文学の知の展開」というシンポジウムです。主催者もテーマも「?」という感じ。わかりやすくいうと主催者は、6つの国の研究機関が集まった団体。つまり国の研究機関が開くシンポジウムです。だから後援するのも文部科学省。大雑把にいえば、自然と人間の向き合い方をの問い直すのがテーマで、3つある項目のなかの3番目に出ます。時間は65分間です。ここで、自然と文化を見直すことで地域づくりをしている只見町の事例を発表します。これは、只見町の地域づくりのあり方が国に評価されているともいえるでしょう。今回のシンポジウムを皮切りに、今後5年間、同機構が研究・調査を進めていくということです。もちろん只見はその研究対象の有力地です。これは学ぶ会だけでなく、只見町にとってもたいへん名誉なことです。(イサム)
シンポジウム参加報告
神奈川県海老名市のSです。私もシンポジウムに行ってきました。県立博物館の佐々木長生先生も来られていました。シンポジウムは、いくつかある国の人文系の研究機関で垣根を超えてテーマを研究していきましょう、という活動のキックオフ的なものでした。
勇さんは地域文化のなかで、神戸大学で震災と地域連携のことなどを研究している奥村弘教授と会談され、最後のパネルディスカッションで登壇、発表されていました。
只見町は、学術調査がなされるだけでなく、「『広報ただみ』などを通して住民にも、その価値が分かる形でフィードバックされる、という流れによって、いままで普通にあると思っていた只見の自然や文化の価値に気づいてもらうことができ、それが良い形でできているんだよ」という話でした。
パネルディスカッションでは、「只見の巻物文化」が特に登壇者の関心を呼んでいました。今でも只見の棟梁が免許皆伝の巻物を受け継いでいることは、非常に珍しいことのようです。確かに、私も他でそんなことをやっているのを見聞きしたことはないです。棟梁の受け継ぎ、見てみたいなぁ…。それと、「只見の方言資料集」が、特に評価されていました。最後に、勇さんは「只見町の活動は確立しているから、このままやっていくよ」という旨の強い言葉でしめておられました。(貴之)
2016.03.16
クイズです
さて、家の西側でカタクリが芽を出しました。ここで問題です。このカタクリの最初の一輪はいつ咲くでしょうか? 正解者には厳正なる抽選の上、豪華賞品(山菜セット)をお贈りします。参考までに、2013年は4月14日、14年は4月13日、15年は4月16日でした。皆さん奮ってご参加ください! なお、正解者がいない場合は一番近い人を抽選の対象とします。私の予想は4月10日で…。(a-killer)
2016.03.04
雪笑う
今朝の外の風景、見やったがい? 雪面に、いっぺえくぼみがあっぺぇや。「雪エクボ」っちゅうあんだ。一面に雪が笑っているだべや。ちなみに斜面にある縦筋は、「流れエクボ」っどっちゅう。雪エクボも流れエクボも、気温が上がって、雨が降ったりしたあとの翌朝、よぐ見られんぞや。これができっど、春も近ぇな。(イサム)
2016.02.1
雪まくり!
きょうの午後、寄岩林道の斜面で見(め)っけだ雪まくりだぁ。直径60cmぐれぇあっだ。ちっと、いびつだども、ロケーションもよがったので、撮ってきだだ。ただ、こごは雪崩の常襲地なもんで、気(き—)つけねぇど危ねぇ。(イサム)
2016.02.11
滝湖の白鳥
きょうの午後、滝湖さ、行ってきただ。全部で30羽いだっけ。オオハクチョウが6羽で、あどはみんなコハクチョウだぁ。大洪水の後、川が変わっちまって、しばらぐ来ながっけが、戻りつつあんのがもしんにぇ(戻りつつあるのかもしれない)。んじゃども、今年は暖ったげぇがら、戻り足のハクチョウが混ざってんがもしんにぇな(混ざっているのかもしれないな)。(イサム)
2016.02.09
驚きました
この造形にはビックリ……。(毘沙沢)
2016.02.08
はぐれザル
新町付近にはあまりサルはいませんが、昨日足跡を見つけました。柴倉橋の上でウサギの足跡の写真を撮ってる数分の間に、私のすぐ後ろまでサルの足跡が。橋を渡ろうとしたけど、変な人間がいるなーと思って引き返した模様。次の日足跡を追跡してみると新屋敷方面の家々の間をぬうように移動してました。足跡は一頭分だけなので、はぐれサルみたいです。かた雪の日はいろんな動物の足跡を追跡できて面白いですね。(マスミ)
2016.01.30
農園便り
今日、ブナセンタ-のセミナ-で湯本先生の講義があり、とても興味深く勉強になりました。時間があればもっといろいろお聞きしたかったです。最後のほうに昆虫食のことがありましたが、我が家の昆虫食の一場面を紹介します。私のところでは昭和36年から栗栽培を始め、秋になると大量の栗がとれるようになり、当然クリムシ(クリシギゾウムシ)も沢山でした。縄文時代も栗を作っていたようなので、おそらく食用にしていたと思いますが、私のところでも薪スト-ブの上でころがしながら焼いておいしく食べてました。
子供が小学生の頃、学級の文集にお母さんがクリムシ食のことを投稿したのです。彼女に言わせれば,どこの家でもやっていることだと思って……。その後学級、父兄、学校でちょっと話題になったようで、それまで喜んで食べていた子供たちも、あまり食べなくなり、私のみ、たまにスト-ブで焼いてようじで刺してやっております。なかなかの味なのでぜひ試してけやれ!(月田農園)
2016.01.28
オジロワシ情報
昨日、まち湯の下流、只見川でオジロワシが確認された情報をいただきました。興味のある方は、尾っぽの白い鷲を見ることができるかもしれませんよ。 自宅の裏山では、カラスがカモらしき鳥をひっつかんだらしく、落としてバタバタ逃げ惑う獲物を再度押さえつけ飛び立って行きました。一瞬の出来事だったし、深雪のため獲物が何だったか、わかりませんでした。
「カラスはすげー」(K子の独り言)
2016.01.28
只見湖パトロール通信
スズガモのオス1羽とメス2羽、いだっけぞや。このカモは、いっぺぇ、いっとご(いっぱいいるところ)には、たいした(たいへん)いんだども(いるんだけれども)、只見では、毎年数羽程度だな。潜って水草を食ってだっけ。キンクロハジロもそうだども、目つきがヤーさんっぽい。いっつも、怒っでいるような顔しでるな。(イサム)
2016.01.27
キアシブトコバチ
室内にて、初めて見た虫を調べたら、キアシブトコバチ(黄足太小蜂)のようです。「体長5-7mm。体は黒色。後脚の腿節は黒色で、先端部は黄色。モンシロチョウ、マイマイガなどの鱗翅類の蛹に寄生する」とあります。 さて、昨年のマイマイガ発生のの急激な終息は、ウイルス説が有力ですが、この虫も寄与しているのではないでしょうか? (a-killer)
2016.01.26
只見湖でウミネコ
きょう、只見湖さ、行っできたパトロール結果だぞや。ウミネコの若鳥が1羽いだっけ。この間のオオミズナギドリもそうだども、冬になっと、海鳥がよぐ来んな。冬以外は、あんま、ねぇ(あまりない)。やっぱ、雪をもって来るシベリヤ寒気団の風がすげぇだべな。湖の真ん中にいっがら、見てみっけやれ(見てください)。ただ、人を見っちゅうど、すんま(すぐ)、飛んでしまって、湖を低空飛行しんずや(します)。(イサム)
2016.01.18
オオミズナギドリ
きょう、ブナセンターにオオミズナギドリが届いたという連絡があり、行ってきたずや。入叶津の人が見つげで、数日飼っていたっちゅうごんだが、死んだんで、持ってきたどっちゅう(ということだ)。この鳥は、よぐ只見さ、迷い込んで来る。日本海の沖合にいだあな(奴)が、強風に飛ばさっちぇ、来んだべな。冬に多い。落ぢると、わー(自分)では飛び立でねーがら、人間に捕まっちもーごどになる。また、この鳥は、人を怖がんねーな。むかし、なついて飼わっちぇいだな(いたもの)、いだっけな。ちなみに餌は刺身だっけ。
この写真は、オオミズナギドリの嘴の上にある「塩類腺」だぞや。塩類腺は、海鳥だけでなく海亀にも付いでる。海水の塩分を濾し取って排出する器官のごんだ。これ、撮っちゃがったんだ(撮りたかったんだ)。死んだん(死んだもの)でねぇど、ながなが、こ―は(このようには)撮れねぇ。死体はありがてえもんだ。(イサム)
2016.01.15
イトトンボ越冬中
家の階段の中間の窓にイトトンボがとまってた。 ネットで探してみたら、越冬型のホソミイトトンボが似ているようです(違うんじゃないかという意見あり)。 家の中ならあったかいけど、春までじっと暮らせるものか……。 (クマ)
2016.01.10
水鳥観察会報告
きょう午前10時から11時50分まで、水鳥観察会とカウント調査を行いました。結果は、次のとおりです。(只見湖)カルガモ130羽、マガモ105羽、コガモ15羽、ヒドリガモ8羽、ヨシガモ2羽、オカヨシガモ11羽、ホシハジロ113羽、キンクロハジロ38羽、カワアイサ2羽、オオバン34羽、カイツブリ1羽、カンムリカイツブリ1羽、計12種、460羽、(滝湖)カルガモ28羽、マガモ120羽、ホシハジロ13羽、キンクロハジロ18羽、カワアイサ3羽、計5種、183羽、以上、只見湖と滝湖を合わせると、12種、643羽でした。
只見湖では、オオバンが圧倒的に増えました。オカヨシガモも増加傾向です。全般的に、二ケタ以上の種類の水鳥が観察できるということは、この湖の自然環境の多様性が高いといえます。多くの種類のカモを養えるだけの多種多様な植物や動物が生息しているということです。猪苗代湖や阿武隈川にも、たくさんの水鳥がいるように見えますが、種類としては4〜5種類くらいです。それもオナガガモばかり。それらは、人間が与えるエサで成り立っている飛来地で、自然環境がよいとはいえません。
きょうの観察会は、10名でした。(イサム)
2016.01.09
種不明の卵
干支シリ-ズではありませんが、申の次は巳です。去年の10月22日、ヒメサユリの高清水自然公園で古くなった木道の下から出てきたとのことで届いた卵です。ヘビのものとは想像ついたのですが、ヘビの卵は春から夏にかけてのものと思い込んでいたので、びっくりポン!でした。南相馬市博物館のIさんに調べてもらったところ、可能性としてヤマカガシかジムグリではないかとのことです。この卵は発砲スチロ-ル箱に湿したミズゴケを入れ、農園の球根の貯蔵用の室に入れ春まで休んでもらうことにしてます。この室の温度は冬期間8度で経過します。
卵のデ-タ:長径60mm/横幅24mm/重量23g (月田農園)
2016.01.05
明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします。
申年にちなみ、年末に家の裏のハルグミの樹皮をかじりに来た兄ちゃんです。居間の窓から8mほどのところまできました。多分兄ちゃんのところからは逆光で窓が光り、こちらの様子がわからなかったのでしょう。(月田農園)
さすが、あんにゃ(兄貴)! 自宅の裏にはサルもクマも来るし、月田農園にはウサギコウモリやテングコウモリ、ヤマネ、テン、イタチ、タヌキ、イノシシと、野生の王国だぁ。日本の野生に触れ合える「月田サファリパーク」どって看板出して、売り出したらどうだべ。(イサム)
2016.01.01
河野先生が松下幸之助賞受賞決定
あけましておめでとうございます。 さて、新年早々の朗報です。河野昭一先生が、松下幸之助記念財団から最高賞である松下幸之助賞を受賞することが決定いたしました。今年2月6日(土)午後2時、大阪リーガロイヤルホテルで授賞式が行われます。すぐれた学術研究や実践活動が顕著ということが受賞理由で、5年前の南方熊楠賞の受賞についで栄誉なことです。河野先生は、平成14年に只見に来町以来、ブナの学術調査をとおして只見町のブナを国内トップレベルまで高められたわが町の大恩人です。学ぶ会は、ブナ林の伐採を阻止するため、河野先生とともに行動をともにしてきました。河野先生が、黒谷川最上流のブナ林を見て、「こんなみごとな天然林は世界にない」といわれたことを思い出します。それから5年後、自然首都宣言、ブナセンター設立、「ブナと生きるまち」の振興計画と、あれよあれよという間に町の道すじを決めていただきました。いまある只見町の基礎をつくっていただいたようなものです。みんなでお祝いしたいと思います。(イサム)