2015.12.31
初確認二題 その2
10月29日、沖下のスーパー横の畑で保護されだカモ。アカハジロっちゅう水鳥で、けっこう珍鳥。只見では2回目の確認。黒っぽくてわがんねぇがもしんにぇども、瞳が茶色、白い次列風切が特徴。ちなみに、この鳥を持っているのは、我らがカッコネーだぞや。只見湖に放したら、元気出して泳いでいったぞや それでは、みなさん、よい歳取りをしでけやれ。(イサム)
2015.12.31
初確認二題 その1
今年ももうちっとになっちまったな。報告すんの忘っちぇでいだあな、連絡すっつぉや。只見初確認だぁ。それも、めったに見らねぇあんだ。上福井の田んぼにいたぞや。へだ(変)な鳥がいるっちゅうごんで、行ってみだら、なんとタゲリ! 頭の先っちょ(先端)にあるアンテナみでぇあなが、なんとも面白っしぇ。あど、色がメタリックに輝いてすばらしい。こだな(こんなもの)がやってくるがら、止めらんにぇ。11月1日のごんだ。(イサム)
2015.12.22
覗きに来るジョウビタキ
毎日、我が家の居間の手すりにジョウビタキが覗きにやって来て、話したげに?遊んでいきます。
今日も覗きに来たジョウビタキ。その理由がわかりました。「ガラスに映る自分に対して縄張りを主張するため」とイサムあんにゃの解説がありました。私に惚れたジョウビタキかとの誤解?でした。(和)
2015.12.20
オオウバユリ
6月ごろ青々としていた花が咲き終わるとこんな感じになるんですね〜。周りの木々も葉が落ちてオオウバユリが目立ってました。来年もたくさん咲きそうです(自宅の裏山より)。(カナ)
オオウバユリ大好きな毘沙沢のIです。好きな理由は、デザインそしてコンセプト。
春先に、他の草に先んじてすっくと高く立ち上がり、草刈人をも、これは刈れないと思わせる存在感と威圧感。花は8月のお盆のころにテッペンに数個、四方に均等に向いて咲かせる。これはどちらからでも見えて昆虫に見つけやすいデザインこの時に葉を枯らせる(必ずしも完全には枯れない場合もある)のは葉の栄養を花に回すのではないかと推察している。だとしたら無駄が無い。タネが完成するのに70日と時間を要するが、さもあらんと思わせるそのタネがまたスゴイ。まずは種の入っているカゴのデザインが巧み。落ちないように、タネが風で飛ばされるように、いやはや脱帽。そしてタネは、工業製品かと見間違えるように緻密に重ねられて、みっちりと綺麗に仕舞われている。とにかく数がスゴイ。そして、写真に有るように多少の雪でも倒れず、雪の前の強風を待つことのできる丈夫な茎。完璧である。あまりの美しさに、私は部屋の中に飾っています、数本。(毘沙沢)
2015.12.15
圧巻! アトリ群舞
いま、アトリの大集団が塩沢上空で舞ってんずや。夕方の4時ころから40~50分がピークだべな。蒲生岳から滝湖の上空にかけて、真っ黒なかたまりになったり、分散したりど、えれぇ騒ぎだ。数万は軽ぐいっぺな。その群れさ、2羽のハヤブサが突っ込んでんだで。そうすっと、群れが、たいさぎ(大騒ぎ)して四方八方に散らばんだ。あど、ハイタカみでぇなタカも飛んでだな。とにがく、数がばか多いがら、鳴き声と羽音は、すげぇもんだ。頭の上さ、飛んで来っと、鳥好きのオラでも、あどっちゃり(後ずさり)するようだ。上がらはフン爆弾。いい服は着てがんにぇ。車もフンだらげになっちもう。ねぐらの近くは、鳥小屋のようなにおいがすっつぉや(します)。もう、1週間ぐれぇ、ここにいるっちゅうごんだ。毎年、伊南川筋と只見川筋には大量飛来しでっとも、こだ開けだ場所に集まるアトリは見ごたえあるな。感動した!(イサム)
2015.11.23
決定的写真!
11月23日、午後2時ころ、福井字大和久の鶏舎のニワトリを襲ったクマタカの決定的写真だぞや。おととい、役場で、でっけえタカがニワトリを捕めぇでるどご、写真に撮った人がいるっじゅうごど聞いで、さっそく現場さ、行ってみただ。そごは、国道下の休耕田内の鶏舎で、上面に網が張ってあるだけで、下からは自由に出入りできるようになってだっけ。近所の婆んばがニワトリがあんま騒ぐんで見に行っだら、タカがニワトリ食ってだっげど。たまげで(驚いて)帰省していだ息子を呼んで撮った写真がこれ。
撮影者は、SKさんでスマートフォンで撮ったあんじゅう。事情を話したら、快く写真を提供してけやっだぞや。しばらく食っていだども、人が集まって来たんで、ニワトリはそのままにしで、飛び去ったっじゅうごんだ。このクマタカは、2日前の11月21日、黒沢の鶏舎に来たクマタカとおんなじあんだど思う。警戒心が強い鳥だども、近頃のクマやサルとおんなんじで、人馴れしてきたんであんめぇが。とにがぐ、こーだ珍しい光景に出食わして、写真を撮れたのは一生涯の幸運! 貴重な生態写真だべな。(イサム)
2015.11.21
この鳥、トビ?
ウチの鶏小屋には、イタチ、テン,ヘビなど、いろいろな野生動物がやってきますが、今日は? 庭木の冬囲いをしていたら、鶏小屋の前で大きなトリがうろうろ、鶏小屋のなかを物色しているではないか!
かなり大きくてスリムな姿態からトビではないかもと、カメラを取りに行き撮影した写真です。戻ってみてもまだいて、鶏小屋のなかを物色中。シャッターを20回くらい切りました。こいつもよっぽど腹がへっていたのかもしれません。飛び去ってから鶏小屋のなかを覗いたら、鶏たちはうずくまって小さくなってました。よっぽど怖かったのでしょうね。声をかけると、やっとコッコと声をあげ、立ち上がりました。(クマ)
なに言ってるだ! これがトンビのわけあんめー! クマタカの成鳥だべ! しかもオスだべやー! なんで俺に一報くんにぇだー! くやしー!(イサム)
2015.11.18
アケビコノハ
まっだぐ、いづ見でも、惚れ惚れしっちもーな(してしまうな)、この蛾には。今日は、ナシの木の幹と落ち葉の上において撮影しでみただ。落ち葉の上は、ちっと(すこし)目を離すと、わがんなんぐなっちもう(わからなくなってしまう)。造化の妙、ここに極まれり、っちゅう感じだな。(イサム)
2015.11.18
ユビソヤナギ調査報告
2011年の豪雨災害で攪乱の激しかった小戸沢のユビソ調査にOさんご夫妻の協力でやっと行けました。川幅がかなり広く、すっかり様子が変わってました。以前75本確認されていたユビソヤナギは今回21本のみで、60cm以下は確認できませんでした(流されたのかな)。しかし幼木はたくさん芽生えてたので(まだ種類はわかりません)、そんなに開発される場所でもなさそうなので、数年後には再生されるのではないでしょうか。(カッコネー)
足手纏いとは思いつつ調査に同行しました。私の担当は木の周りを胸の高さで測ることとナンバーを木に打ち付けることでした。連れ合いはその記録とGPSを使っての位置の記録でした。ユビソの樹皮の内側は本当に綺麗な黄色でした。東沢を少し上るとイワナも見ることができました。小戸沢は田子倉湖の直下、右岸にありますが、ずっと林道がついています。今はない旧石伏の人々が利用していたのでしょう。現に旧集落の人たちが薪を作っている所に出会いました。晩秋の河畔での作業は楽しかったです。(a-killer)
2015.11.08
なんじゃこりゃ!?
なんだか不気味だなぁ…って思う青虫を見つけました。結構大きな青虫です。これはエビガラスズメって言う蛾の幼虫でした。これから寒い冬になるのに、早く蛹にならないと冬を越せず大変だなぁ…と思いました。(カナ)
2015.10.25
ブナ太郎の最後
毎年好例の晩秋の沼ノ平へ行ってきました。
写真はブナ太郎の最後の姿です。少しわかりにくいかもしれませんが、倒れた幹が登山道をふさいでいます。この先のブナ次郎のあたりで坪田さん(『ブナの山旅』の著者)にお会いしました。今年の春からなんどかここへ訪れている坪田さんによると、ブナ太郎は6月頃にすべての枝を落としたようです。4月にわたしが訪れたときは、1本の大きな枝が折れて痛々しい姿でしたが、一番大きな枝は残っていました。さらに、坪田さんによると塩沢の大ブナも今年倒れたそうです。学ぶ会で発見した(世に伝えた)、日本一ともいわれるブナです。
奇しくも今年、只見のシンボルツリーが2本倒れたということです。2本とも寿命を全うしたのですから、しかたないのでしょう。気のせいか、この秋の沼ノ平のブナ林はなんだか元気がないように思いました。(クマ)
2015.10.22
狙うのは蛇
昨日の勇さんの蛇に引き続きの投稿です。猫が狙っている相手は猛毒を持つ蛇。蛇は威嚇してますが猫は蛇を食べたい。お互い命懸けですね…。(カナ)
2015.10.21
カラスヘビ
きれいなカラスヘビだぞや。これだけ真っ黒いカラスヘビは珍しいど思うな。ふつうだど、首や喉なんぞに、白い筋が入ったものが多いんだども、このヘビは真っ黒。ただ、幼蛇で、長さは20cmぐれぇがな。「うんと食って、冬を越してくれよ」ど、おっ放なしたぞや。ちなみに産地は叶津産。(イサム)
2015.10.04
越後文化圏
赤沢(大字只見字赤沢)の道路っ端で今では珍しいハデギ(稲架木)を見っけたぞや。「チャンチン」ていう木に虎ロープを張って、稲を架けて干していだっけ。只見でハデギに使うのは、「タモノキ」っちゅう木と、このチャンチンの木の二っつだぁ。実はこの樹木をハデギに使うのは、新潟県で行われる方法で、会津では只見ぐれぇだど思う。只見でも下は寄岩、上は黒谷ぐれぇのごぐ狭ぇ範囲だんねぇが(ではないか)ど思う。あどは見がげねぇもんな。ちゅーごどは(ということは)、この木を使ったハデギは、越後文化の東の端っこっちゅうごどになる。只見町の只見地区は、越後の文化圏内にあっど思う。しかし、こだ(こんな)風景も、あどちっとで見らんにゃぐなっぺな(見られなくなるだろうな)。(イサム)
おら家がハゼ掛けしていたのは、40年前ぐらいだな、手植えしてハゼ掛けしてたな。落穂ひろいもやったことあるな。そのあと、稲作っていたのはいつ頃までだったか、記憶にない。でもそのハゼ掛けの名残りがおら家のブナの樹だな。ずいぶんでっかくなった。(サナエ)
只見が越後文化圏と言う意見に同感です。というのは、只見線の只見ー小出間が開通して、初めて大白川、入広瀬を車中より見たとき、家家の造りと庭の形が只見ととても似ていて、初めてなのに懐かしいと感じたのをおもいだします。ちなみに金山は近くだけれど違っています。金山は会津、只見は越後文化圏と思います。(ヒロコ)
2015.09.29
ユビソヤナギ調査報告
今日はなんだかんだで延期されていたユビソヤナギの調査の続きをしてきました(長浜、参加2名)。この間の大雨の影響か、中州の右岸側の水量がかなり減っていて、そちら側から歩いていきました。中州の内側もカヤやら下草がほぼ倒れていて見通しも良くなり、かなりやりやすくなっておりました。久々の計測で、カンを思い出しつつ、計14本の胸高周を計ってきました。
思っていたほど数はなく、安定して長い間中州になっているせいか、全体的に太めのものばかりでした。
追記 なぜか大きなカタツムリをたくさん発見しました。ユビソヤナギよりも多かった気がします。(朗)
2015.09.29
ヒイロチャワンタケ
柴倉林道の道脇に筋状に生えでだっけ。名前は、色と姿をそのまま表現して「緋色茶碗茸」。だども、なんで、こだ(こんな)、目立つ色してんだべ。(イサム)
2015.09.22
アメリカネナシカズラ
只見川の土手沿いの道路を歩いていると、草の上さ、カップラーメン、ぶちまけだ、よーんがな(ようなもの)、ところどころにあっつぉや(あります)。よぐ見っど、小っちぇ白い花みでぇがな、いっぺぇついでる。これがはびこりだしたのは、最近であんめぇが(ではないだろうか)。北アメリカからやってきだ帰化植物で、アメリカネナシカズラどっちゅう(という)。あんま、見場(見栄え)、いいがんでねぇな(いいものでないな)。こだあな(このようなもの)、増えだぐれぇだら(増えていったら)、たいへんだぁ。(イサム)
2015.09.21
アサギマダラ
今日の昼、ヒヨドリソウにアサギマダラが来ていました。浅黄色のきれいな蝶でした。(a-killer)
おお! そういえば僕らも昨日沼ノ平にいったときも1頭見かけました。この時期ですから南に戻る途中でしょうか?(ゆたぽん)
2015.09.18
只見のスカラベ
オライの畳の上で見つけた超きれいで奇抜な虫。ちょっと、これって、スカラベ(糞ころがし)でねーの。さっそく、野外で撮影会。ゴホンダイコクコガネっちゅう虫らしい。確かに5本の角がお見事。頭全体が兜みでぇだ。
この虫、1cmぐれえかな。あんま小っちぇがら、虫眼鏡で見っと、いいぞや。この写真は200mmのレンズで撮ったずや。山で見るより、明かりに飛んで来るあなを見るごどの方が多いがな。ちなみに眼は、兜の真下の両端についてんぞや。(イサム)
2015.09.18
不思議な卵塊
オライ(我が家)の下っ手にあるサンショの木の葉っぱの先っちょ(先端)に、ゼラチン状のかたまりがぶら下がっていだっけ。中にゴマ粒みでえな卵がいっぺえ入っていで、ところどころに小っちぇ虫の幼虫がうごめいでいだだ。あんま(あまり)、キビ(気味)いいもんでねぇな。ネットで調べてみだら、これはトビケラの卵塊じゅうごっだ(ということだ)。水の中でもねぇのに、なじょだごど(どんなことを)して、こだ(こんな)ぶよぶよな卵、産むんだべな。(イサム)
2015.09.12
巨木ユビソ、見っけ!
おとといの集中豪雨で、只見川の岸辺は、流木がたいした(大層な)流れ着いでんだが、そのなかにめくれた樹皮が黄色いマーカーほど鮮やかな色をしだ木があっけ。川原さ降りてみだら、ユビソヤナギの巨木でねーがや(ではないか)。根元が癒着した2本のユビソで、1本の直径は70cmはあっけ。もう1本は直径90cmはあっぺな。「A270」っちゅう番号も貼ってあっけ。これは、オラだれ(私たち)がつけだんではねぇな。新潟大の崎尾先生がしでる長浜の調査地のあんであんめが(のものでないだろうか)。オライ(我が家)の裏っ手の只見川の川岸に引っかがってんから、見に行ってけろ。(イサム)
No.270の流されたユビソヤナギは、学ぶ会で荒島右岸のユビソをナンバリングしたものです。(事務局)
2015.08.28
イワツバメのお帰り
夕方、数100羽のイワツバメが飛び回ってだっけ。毎年、今ごろになっと、大群になんな。集団で南に行ぐんだべな。みごとな群れだっけ。(イサム)
2015.08.22
ニュウナイスズメがいっぺぇいだ
田んぼの上の電線にスズメがたくさん止まっでだ。なにげなく双眼鏡でのぞいだら、なーんと、みーんな、ニュウナイスズメだんねーの。全部で33羽もいだっけ。スズメと違って、近づいでも、ねっか、逃げねぇ。イネの害鳥といえば、まえはスズメだっけが、いまは、はぁ、ニュウナイスズメの天下になったんであんめぇな。みんなも、こんだがらよーぐ、見でみっけろ。赤茶けた頭をしたあながオスで、クリーム色をした眉班をもっていんがながメスだぞや。(イサム)
2015.08.04
セミの羽化
今朝10時頃、外のバケツに落ちているセミの幼虫を発見。小枝と共に室内の薄暗い場所へ置いたところ、無事羽化しました。今外に出したところです。夜でなくても成功で良かったです。予想通りアブラゼミ♀でした。命が繋がった!(a-killer)
2015.08.03
ワイルドだぞや
きょう、プランターの花にモンキチョウがやって来たども、ときどき逆さになったりして、どうも動きがギクシャク。何してんだべと思って近ぐさ行っでみっと、イボムシに捕まってんねーがや!(捕まっているではないか!)
それではとカメラにマクロレンズをつけて撮影開始。触覚から食いはじめ、頭、胴体、脚とひとづも余さず食っちまった。その食いっぷりに1票!ちゅうどころ。夕方行ってみだら、4枚の翅だげが落じでいだずや。当のイボムシは、いつもの臨戦態勢。ただの庭先のごったが(ことだが)、けっこうワイルドだったぞや。イボムシってなんだと? 写真に写っていんがなが、そーだべや。(イサム)
2015.08.01
カエンタケだぞや
カエンタケが、生えでだぞや。場所は、青少年旅行村の民家、目黒邸の前の道路の下のナラ枯れしたコナラの切り株の根本に生えでっつぉや(生えています)。滅多に見らんにぇキノコだがら、見に行ってくんつぇ(ください)。ただ、絶対にさわっちぁなんえぇ。あどで、えれぇごどになっちゅうごった(えらいことになるそうです)。(イサム)
2015.07.31
おそるべし! 自然の力
今年は、マイマイガ、たいした(大層)大発生すっぺと思っでいだら、さほどでもねぇな。ちらほら飛ぶ程度だ。木の幹や葉っぱに、しなびた毛虫がいっぺぇいだっけが、病気でやらっちゃようだ。繭も孵化しねぇのいで、そのまわえりには毛虫がいっぺぇ死んでる。大発生した翌年は、ウィルス病が蔓延して数が減るっちゅう話は聞いでいだども、これほどとは予想以上だったな。そういえば、ブナの実が豊作になった翌年、大発生したネズミが堀っこに落ぢで死んだ時あったども、それど似でんな。あど、マイマイガに食わっちぇ、丸坊主になっちまったブナやコナラ、ケヤキどいった木々も、まだ、ほおげで(芽を出して)、緑が濃くなってきだな。大した生命力だぁ。今年は2回もほおげるのにエネルギー使ったがら、ブナやドングリは、しいな(中身のない実)が多がっぺな。それにしでも、おそるべし! 自然の力。(イサム)
2015.07.23
これはなんだべ?
入叶津にいました。化石ではありません。これは何でしょうか? イナゴ? バッタ? (夢街道)
よく河原で見かけますね。草のあるところではあまり見たことありませんが、カワラバッタかな?(カナ)
2015.07.21
黒沢 田んぼの生き物
今日、田んぼの水やりのときに撮影したトンボとネジバナです。稲の生育ぶりはあまり良くないのですが、農薬をずっと使っていない田なので、カエルをはじめたくさんの生き物でにぎやかです。
7月に入ると咲き出すネジバナです。草刈りをしているあぜ道なんかによく咲いています。
キイトトンボ はっとするほど黄色です。3-4センチの小さなトンボで、肉眼では透明の羽が見えなくて、黄色い棒がツーツーと稲の間に動くので、謎の飛行物体のようです。
ニホンカワトンボ アサヒナカワトンボというのもいて同定がむずかしいそうですが、これはニホンカワトンボかな? 田んぼの水路沿いにいました。
オニヤンマ 日本最大のトンボだそうです。水路沿いをよく飛び交っています。飛んでる姿を撮りたいのですが、無理でしょうね。(クマ)
2015.07.04
口直しだぞや
カナちゃん、爬虫類食のシロマダラが、こだにいるっちゅうごどは(こんなにいるということは)、やっぱ、ヘビやトカゲやカナヘビが多いんだわ。んじゃがら(それだから)、サシバやイヌワシっちゅうワシタカも多ぐなんだわな(多くなるのだろうな)。
さて、人によっては気持ちわりいあなばっかり続いだがら、ちっと、口直し。いま、野道にアゼムシロの花がいっぺぇ咲いでんぞや。あんま小っちぇがら、踏んずげでいっかもしんにぇ。んでも、近くがら見っと、きれいだぞや。花びらは切れでんども、根元はつながっている合弁花。これがキキョウの仲間とは面白っしぇど思っだら、サワギキョウなんて花も色も形も違うども、おんなじ感じだな。(イサム)
2015.07.04
ヘビの赤ちゃん!
今日、職場の入口に頭隠して尻隠さずのヘビを発見!バケツをずらしてみたらヘビの赤ちゃんでした。このくらいの大きさなら可愛いものですね。(カナ)
シロマダラに一票!(ゆたぽん)
2015.07.03
ジムグリでしょうか~ シマヘビ?
昨日蛙の悲惨な姿を見てしまいました。それを撮る私も残酷でしょうか。(夢街道)
ねっか、残酷では、ねーずや(ないです)。このヘビだって、きょうあだり、サシバに食われでいっかもしんにぇ(いるかもしれない)。それも、引っ裂っさがれて、ヒナのごっつぉ(ご馳走)になっでだりしてな。自然界は食う、食われるの世界。こだごど、残酷もかわいそうもねぇ。なんちゅっても、地球上でいちばん残虐なのは人間だべな。
ともかく、食い付きから呑み込む場面まで撮影さっちゃごどは、すげぇごどで、敬意を表すんずや。ちなみに、ヘビはシマヘビの子ども、カエルはアマガエル。シマヘビはまだ小っちえがら、アマガエルを絞め殺すごどができながっだな。呑み込まれでるカエルが腹を膨らませて最後の抵抗をしてる貴重な映像だずや。(イサム)
2015.06.29
ムカシヤンマ
先ほど家の壁に止まったサナエトンボのようなものを採りました。図鑑で調べたところ縁紋も長いしムカシヤンマ♀のようですが自信ありません。写真で判断できましたら教えてください。(a-killer)
虫はイマイチなので、知り合いの昆虫に詳しい人(M田村さん)に聞いてみたところ、「ムカシヤンマのメス」とのことです。(ゆたぽん)
『会津只見の自然』では、まれ、となっています。何が原始的なんだろうか。メスは尻尾がすとんと切れているように見えます。産卵管はありました。これはヤンマみたい。羽を開いて止まります。さて、凄いと思うのは幼虫期間が3年(普通は1年、ムカシトンボは7年)なのでこの個体は2012年に産まれたことになり、その親は2009年に生まれ12年に羽化したことになりますよね。苔の中で3年過ごすらしいので、この個体の親はヤゴで2011年の大水害を支流で生き延びたという事実なんです。奇跡的だと思います。(a-killer)
2015.06.26
おそるべし! マイマイガ
いま、マイマイガの食害がすげーな。ここは、熊倉新田の裏山。冬みでぇに枝だけになっているのはブナの木だぁ。亀岡や熊倉の裏山もひでぇな。去年も大発生したども、今年みでぇのような食害は見られねぇど思っだ。どごまで食い尽くすんだべな。(イサム)
2015.06.16
ウスバシロチョウの交尾栓
ウスバシロチョウが、ヒメジョオンの花の蜜を吸いに、いっぺぇ飛んでいたんで、写真を撮ってただ。そしだら、尻尾になにかくっついている。三角形でけっこう目立つ。これって、雄がつけた交尾栓でねーが。チョウやトンボがよぐやるやつで、雄が自分の精子を送り込んだあと、ほかの雄が交尾できないようにする栓のことだぁ。哺乳類では、ムササビもやるらしい。オラもイタリアの博物館で、十字軍に遠征する夫が妻にはかせたという貞操帯を見だごどあっとも、ウスバシロチョウのほうが人間より完璧だど思うな。
まっと(もっと)よぐ見でみでぇ人のために、拡大版もどーぞ。こだ、ずねぇあな(こんなに大きいもの)、よぐ、くっつげだな…と感心しかり。(イサム)
2015.06.14
マイマイガのバッコ雨
きょう、午前9時から午後1時30分まで、湯ら里の遊歩道の植物モニタリング調査をしてきたずや。高原豊・郁子・朗の親子3人とオラの4人だったぞや。森林内を歩いていると、ポツリ、ポツリと雨の降る音が聞ごえる。んじゃども(だけれど)、空は晴れでっぞ? へだな天気だべど思っでだら、朗くんが「これってマイマイガの糞が落ちる音でないっすか」と意外な一言。なーるほど! そういえば、マイマイガの毛虫のまわりや、下草に、小っちぇくて黒い米粒ぐれぇのバッコ(うんこ)がいっぺぇ着いでる。雨の音と思っだのは、マイマイガの毛虫が樹の上がら垂れ落どしたバッコの音だったんだわな。写真の毛虫の右にある黒い粒が、マイマイガのバッコだすや。
植物モニタリング調査後、ムラ湯で昼飯を終わって、対岸の亀岡集落の裏山を見でみだら、樹が大分枯れている! ナラ枯れがど思っだら、どうも違う。そごで、亀岡の山の下まで見できたずや。そしだら、なんとマイマイガが食って、丸坊主になっちまった樹だったぞや。ブナ、ケヤキ、ミズナラ、ヤマモミジの樹が丸裸になってだっけ。ところどころに白い樹の幹が下に折れ曲がっていだっけが、これはナラ枯れで枯れだミズナラが雪崩で根こそぎ捲ぐれだ(崩落した)痕であんめーが(ないだろうか)。ナラ枯れもマイマイガも虫害だども、何がちっと狂ってきてんでねーのがな。(イサム)
2015.06.12
ブッポウソウ
昨年秋旅立ったと思われるブッポウソウが戻ってきたようです。今日、今年初めて2羽確認しました。(毘沙沢)
2015.06.12
コゲラ
今朝、窓ガラスに激突。とても丈夫と思われるくちばしの先端が欠けるほどの激突でした。(毘沙沢)
2015.06.08
エイリアン
恵みの森で、見 っけだ蜂に寄生した毛虫だぞや。体ん中に産み付けらっちゃ卵がかえって、毛虫の内部を食ったあど、食い破って蛹になったどごだぁ。冬虫夏草がど思っだぞや。映画のエイリアンだべや。(イサム)
2015.05.29
何と言う現象なんだろう?
夕方自宅付近で撮影しました。時間が経つにつれて消えてしまいましたが、なんだろうなぁ? 虹?(カナ)
2015.05.24
寄岩探鳥会
鳥類リスト:ホトトギス、コゲラ、ホオジロ、イソシギ、コチドリ、ツツドリ、アオサギ、アオゲラ、ウグイス、ノジコ、チゴモズ♂♀、クロツグミ、トビ、ツバメ、サシバ、カワセミ、サンショウクイ、カケス、キセキレイ、ハスブトガラス、ハシボソガラス、カワウ、ヒヨドリ、オシドリ♂、カワラヒワ、センダイムシクイ、オオルリ、キビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、サンコウチョウ以上32種
あれ?33種いたはず? イサムさんもう1種なんでしたっけ?
そのほかクロサンショウウオの卵塊、ダダミハコネサンショウウオがいました。
ツチガエル、シュレーゲルアオガエル、アマガエル、アカガエル、モリアオガエル、カジカガエル等カエルの合唱が響き渡っていました。雪の残っているところのそばにはまだカタクリが咲いていましたし、なんと言っても藤の花がみごとでした。参加7名でした。(イク)
33種目はメジロだずや。今年は、けっこう鳥、出たな。2時間ぐれぇで33種は多い方だべな。オラは、なんたって、チゴモズが出て、震えだな。それも雌雄ペアだ。巣材をくわえていだがら、巣作り中だったべな。あど、「月・日・星・ホイホイ」って鳴くサンコウチョウも遠くだったども聞こえだ。いまではめったに見らんにぇ鳥だぁ。さすが只見、さすが寄岩だべな。(イサム)
2015.05.21
柴倉山のツチノコ
柴倉山のふもと、只見川沿いの杉林ん中で、コゴミ採りしったら(していだら)、ツチノコ出現! ねっか、はぁ、たまげた。とにがく太がっけ(太かった)。1.5mぐれぇの長さだったども、腹はビール瓶ぐれぇあっぺな。おそらぐ鳥かネズミか、そうとう、ずねぇ(大きい)あな、呑み込んだんだべな。食った直後らしく、口をバクバク開けで、苦しそうだっけ。動くのもたいへんそうだっけ。こだあな(こんなもの)見だら、ヘビ嫌いの人は腰抜かすべな。草っぽ(草やぶ)ん中にいだら、ツチノコだど思うわ。ちなみにこのヘビ、アオダイショウだぞや。(イサム)
2015.05.18
チゴモズだぞや!
きょう午後3時過ぎ、「おらいの家の後ろにチゴモズ!」と、カッコネーから第一報。さっそく現場に急行しだら、ねっかはー、たまげた(驚いた)! チゴモズが逃げねえで、目の前にいんでねーの。チゴモズっていえば、絶滅危惧種ⅠA。もう、めったに見ることができねぇ鳥になっちまった。おら、はぁ、興奮しまくり。動画も含めて、バシャバシャ撮っちまっただ。しかし、下草や低木がきれいに刈られて、雑木がまばらに生えているこの環境、40年くれぇ前まではふつうにあったっけな。そのころは、チゴモズがどこにでもいで、鳴き声はうるさいほどだったっけなと思い出した。いまは、チゴモズが好きな里山環境をこしぇでいだ(つくっていた)人たちがいなくなっちまったんだなーと、写真を撮っているうちに考えだずや。(イサム)
今朝方(3/20)、裏山からアカショウビンの初鳴き声が聞こえてきました。チゴモズに続き、やっぱ家の裏山は、いいとこだない。(カッコネー)
2015.05.15
アゲハチョウ?
今日、こんな蝶々を見かけました。アゲハチョウかな? なに蝶々でしょうか?(カナ) アゲハの春型だべな。夏に出んのより、ちっと小っちぇのと、色も白っぺぇな。あんまいねぇども、よぐ見っけだな。(イサム)
2015.05.06
クロサンショウウオの産卵始まる
雪が消え、待ち構えていたようにサンショウウオの産卵が昨日から始まりました。 写真は今朝。(毘沙沢)
2015.05.02
今日の黒谷川キタコブシ
黒谷川のキタコブシは全体的に開花し、今は一番見応えがあります。桜と梅の花も一緒に咲いてます!遠くの浅草岳と山々のブナの芽吹きなどいっぺんに観ることができ絶景です。(カナ)
2015.04.27
活動が始まっています
二ホンカナヘビの交尾……オスがメスの腹を噛みつきているのは、刺激を与えているのでしょうね。まさか逃げないようにではあるまい。(毘沙沢)
2015.04.25
ヒヨドリ拡大のヒミツ
いま、どこの家でもやっている大根干し。この干し上げた大根を、ヒヨドリが食っているのを目撃! 木の実、昆虫、クモ、花となんでも食べるヒヨドリだども、大根干しを食うのは初めて見だ。どうも数羽いるうちの1羽が好んで食っているみてぇだ。これをほかの仲間も真似しだしたら、食害が広がっぺな。ヒヨドリは、もともと山の鳥。それが、いまや、山ん中から都市部まで、どこでも見られるようになっちまった。それは、こんだの大根干しを食うみでぇに、貪欲に食性を広げる性質にあんだべな。(イサム)
2015.04.23
黒谷川のキタコブシ
今日現在の様子ですが、蕾がほころびはじめ梢の先から咲き始めました。今年は満開のコブシが見られそうです! 5月の連休頃でしょうね。(カナ)
2015.04.13
ゼンマイ折りの話を聞こう会
12日、夜7時から9時半まで、叶津番所において入叶津、恒夫さんご夫婦からゼンマイ折りの話を聞ききました。18名の参加。それぞれ持ち寄った酒や料理で、一晩ゼンマイ折り談義。とにかく昭和40年代は只見ゼンマイの黄金期だったようです。当時は、叶津集落だけで30軒ものゼンマイ小屋があったということで、山はさぞにぎやかだったことでしょう。里に下りると、買い付け商人が待ち受けていたということです。恒夫さんが若い頃に撮影したNHKの映像を見たあと、ゼンマイ小屋の暮らしや採取方法、値段のことなど思いつくまま質問、恒夫さんご夫婦もなつかしそうに語っていました。それに、ビストロ叶屋さんからでっかいピザ、こずえさんからゼンマイ煮とド太いワラビ漬けの差し入れがあり、超うまかったです。ありがとうございました。イロリの煙が煙たかったけれど、またこんな集いをしたいです。(イサム)
2015.04.13
ユビソヤナギ観察会
ユビソヤナギ観察会は、12日の午前中、12名の参加で行われました。崎尾先生(新潟大学教授)による水辺林の解説付きで、リッチな観察会となりました。堅雪で歩きやすく、快晴のもとユビソヤナギが満開。ひとっぷろまち湯の対岸には、樹齢20年ほどのユビソヤナギが集中して生えています。それに、ここはユビソの稚苗もたいへん多いところです。このことは、この場所が伊南川の氾濫原のなかにあることを証明しています。河川工事で、ここが安定化すれば、ユビソヤナギは世代交代することができず消滅してしまうでしょう。近々、巨大な河川工事がはじまると思います。問題化しそうな場所です。
今朝の福島民報にこの間のユビソ観察会がでっかく出だがら見でくんつぇ。町民が観賞しでるなんて書いてあっとも、オラだれのごったべな。毎日、桜の記事ばっかりだから、こだマイナーな話題もいいがもしんにぇな。(イサム)
2015.04.04
カワネズミ!
「池水に水を引き込むパイプさ、何か詰まっで、針金でかき出しでみだら、ネズミのようなあな(もの)が出できただ」といって、小林のH先生がペットボトルに入れだな、持って来でけやったずや。なんと、カワネズミ! 沢で泳いでいんがなは、見だごどはあっとも、手に取んのは初めてだぁ。一見、ネズミのように見えっとも、目も耳もはっきりしねぇ、口っ端も長ぇ、鼻からモシャモシャどヒゲが生えでる、尻尾の下側に毛が生えでる。これはネズミではなぐで、モグラの仲間だそうだ。それにしでも、これを見で、ただのネズミではなさそうだと察して調べっぺとするどころが、H先生の偉ぇどごだな。きょうは、小半日、じっくりいじって遊んだだ。面白っしゃがった。
カワネズミの足の指の左右には、長い毛がブラシのようにみごとに並んでだっけ。これは、一種の水かきであり、センサーにもなってんであんめが(なっているのではないか)。足を前に出すとぎは、毛は水に抵抗することなく指にくっついでいで、後ろさ、蹴るどぎは毛を立でで、水かきにして推進力を増すのだど思う。あど、毛というこどで、敏感なセンサーの役目もしてんであんめが。それど、尻尾にもまっすぐ毛が生え出る。なにより、顔の先っぽは、長いヒゲでおおわれでる。水ん中じゅう、泳ぎまわっで、魚を捕んだべがら、体中、アンテナにしてんでねぇべがど思ったぞや。
右上の写真は、カワネズミの足の写真だずや。最後にカワネズミの歯のすげぇごど。この上下の牙で、噛まっちゃらば、どだ獲物だって、絶対、逃げらんにぇべな。(イサム)
2015.04.04
毘沙沢より
関東平野は桜満開、一方毘沙沢は未だ冬景色。この春はだいぶ遅いような気がします。林道は現在終点から下流400mほどの地点まで除雪されましたが開通には至りません。今朝歩きましたらカモシカを林道から50メートルほどの距離で確認。カケスの活動が激しくなっています。今年は、ブッポウソウに注意してみようと思います。見ましたら投稿いたします。(毘沙沢)
2015.03.31
アキタシコヤバ
その昔、秋田の阿仁マタギが、黒谷入の山さ、入ぇって小屋かげだちゅうだごどだ(作ったということだ)。そしだら、犬が吠えで止めながったど。そんじぇ、一人のマタギが犬を連れて小屋を離れた直後、ナデ(全層雪崩)がでて、一緒にいだ他のマタギ仲間は小屋ごと流されっちまったじゅう(流されたという)。それ以降、黒谷入の人は、ここをアキタシコヤバ(秋田衆小屋場)って呼んだっちゅうごんだ。ナデの犠牲になったマタギの亡骸は、黒谷川と倉田川の出合にある巨岩の下に埋められだっちゅうごどは聞いでだども、今日、やっと、その場所がわがっただ。
倉谷の喜佐男あんにゃに連れでいってもらっで、現場を見てきただ。そこは、なんとフクジュソウを見に行く途中の林道わきにあんでねぇがや。雑木林の中にある、でっけぇ岩だ。これは秋田マタギが只見に来たどいう証になんでねぇの。標柱でも立てでみだらいいんねぇがやと思ったぐれぇだ。あと、喜佐男あんにゃは、大正時代、黒谷川水力電気(株)がつくった発電所跡と貯水池跡も知ってやったずや。雪が消えたころ、みんなで黒谷川の探検に行ってみっぺんねぇがや。(イサム)
2015.03.30
「岩合光昭の世界」の真似 in 只見
きょうのお昼過ぎ、黒谷入の阿弥陀堂で猫の親子3匹が日向ぼっこ。雪に囲まれた家の前の道路がポカポカ陽気で暖かかったんで、のんびり日向ぼっこしでだっけ。思わず、「岩合光昭のネコ歩き」の気分で写真撮っぺど思って近ぐさ寄ったずや。そしだら、親子ともども毛、立ででオラほう(自分の方向)さ、向がっで来たぞや。オラのごど、不審者ど見なしで威嚇しただべな。やっぱ、岩合さんみでぇ(みたい)に愛情たっぷりに話しふがげで近寄っでがら、ゆっぐりカメラ向げねぇどダメだな。オラ、セッカチ。(イサム)
2015.03.21
春山散策してきました
Rさんに案内していただき春山(月田農園)散策を楽しみました。参加者は8名です。朝霧のなか、山道に入る所でクロカン、スノーシュー、かんじきにそれぞれ履き替えてからいざ出発です。ゆっくり歩きながら木や冬芽を観察したり、雪の上の動物の足跡を追ったり、昔の話しを聞いたりして たっぷり2時間かけて山小屋に到着しました。途中、蕗の薹も見つけました!
山小屋では 薪ストーブが冷たくなった足を気持ち良く暖めてくれ、Rさんが私たちのために朝早くから買い求めて下さった甘いきんつばと各自持参のお弁当を美味しく頂いた後では思わずウトウトしてしまったほどです。少し休んで元気になったら、ソコココに置いてあるお宝に目が釘づけです。立派な角がついている鹿の頭骨(熊のもあり)、マムシの皮、木で作ったカタツムリ、蝶の標本、エトセトラ。アルプホルンに挑戦し、「貧血おこすヨ」と言われるほど頑張ってみたりと、たっぷり楽しんでから山小屋を出発しました。
帰路、子供の頃に木を割りズイを出す遊びをしたと、Rさんが実演してくれました。ズイはふわふわのスポンジ状で釣りのウキに使うそうです。何でも遊びにしてしまう子供のたくましさに脱帽です。気が付けば人家が見え、楽しい散策も終わりとなりました。(トミ)
2015.03.19
尻尾の先っちょが赤い鳥
叶津のビストロ叶屋のオーナー夫人、Tあねから、尻尾の先っちょ(先端)が赤い鳥が窓の下に落ちていると聞いたんで、すんま(すぐ)、もらいに行ってきたずや。ほんと、尻尾の先っちょに真っ赤なペンキ、塗ったようだべな。こだ特徴のある鳥は、まずいねぇ。図鑑で調べて見でくんつぇ(見てください)。ほかのヒントは、冬鳥、群れる、チリチリチリとやさしい声で鳴くってどこがな。先週も「尻尾の先っちょが赤い鳥が庭に来てんだども」という電話が小林のトッショリ(お年寄り)からもらったずや。あんま多い鳥ではねぇども、今年は案外、いっぺぇ(いっぱい)来でっかもしんにぇな。(イサム)
※答え:尻尾の赤いヒレンジャク
2015.03.17
毘沙沢訪問!
本日は学ぶ会のイベントで毘沙沢の今井さん宅に遊びに行ってきました。参加者は、8名でした。
ポカポカ陽気の素晴らしい天気に恵まれ、布沢から毘沙沢までの林道はのんびり1時間半くらいかけて雪上ハイクを楽しみました。青空のもと歩くだけでうきうきとした気分でしたね!(念のため、ご存じない方のために。Iさん宅のある毘沙沢へは布沢集落から除雪されていない林道を1時間ほど歩いていかなくてはなりません。冬は車が入れないのです)
途中で、カラマツの枝にエナガが飛んできたり、動物の足跡(カモシカ、キツネ、ウサギ、テン?)もあちらこちらに発見、雪虫も出て来ていました。雪の上に落ちていたトチノキのネバネバした冬芽に、雪虫が何匹がくっついて、ゴキブリホイホイ状態になっていた可哀そうなものもありました。
Iさん宅に到着して、美味しいカレーとケーキでランチタイム。まるで古民家カフェです。美味しいお食事ごちそうさまでした。幸せです!
ケーキを食べてお腹いっぱいになったので、かんじきを履いて博さんの案内で裏山散歩をしてきました。ナラの木が多いなだらかな尾根を登っていると、対岸の斜面にカモシカがいました。じーっとこちらを眺め、巡回の途中で怪しい集団発見といったところでしょうか。
山の中の静かな毘沙沢を満喫して、名残惜しいですが大満足で帰ってきました。車を停めた分校に到着したのは17時すぎ。めいいっぱい楽しんだ1日でした。(マイ)
2015.03.06
うさぎかな? たぬきの足跡かな?
今朝、自宅玄関でたところの雪の上見たら、このような足跡があったので何だろう?と思って投稿してみました。自宅入口まで動物が来るなんて珍しいなぁ〜と。(カナ)
あれま!ウサギちゃんじゃねーの。カナちゃんの家にあいさつに来たんじゃねーの。いま、ノウサギは繁殖シーズンだべから、あっちこっちかけずり回ってんでねーの。(イサム)
2015.03.06
毘沙沢から
雪国に住んでいて本当に良かったと思わせるような朝でした。城山の中腹にカモシカと小動物の足跡は3種。(毘沙沢)
2015.02.26
Iさん、県博デビュー!
きょう会津若松市の県立博物館講堂で、Iさん(南相馬市博物館学芸員)の講演会と、館長との対談に出席してきました。被災した動植物の調査をふまえてというマイナーな講演会だったので、さぞや参加者は少ないだろうと思いきや、100人近い人。学ぶ会では、只見から7人、伊達市から2人を加えて、総勢9人の大応援団でした。話題は、福島県に国立の自然史博物館を誘致しようという話まで発展。しかし、その先鞭を行っているのが、実は只見町なんだよなー。講演後、民報新聞、民友新聞の記者が取材していたから、あしたの新聞にでるかな。(イサム)
今日はお疲れさま~ イサムさんが意見を求められ、只見町のエコ・パーク登録等説明されたことが嬉しかったです。稲葉さんの震災後の南相馬の状態を聞き、泣かずにはいられませんでした。県博デビューよかったですね。(夢街道)
2015.02.22
オオアカゲラ
今朝、入叶津のヤマサ社長、弘あんにゃ(兄貴、尊称です)から電話があって、家の前に赤と黒と白が混ざった鳥が落ちているとの一報が入り現場に急行してきたずや。オオアカゲラの雄の成鳥だったずや。オオアカゲラは、あんま人里の鳥ではねぇな。奥山でとぎどぎ見られるぐれぇだども、只見では人家にもやって来んだな。そういえば、黒沢のKさんがいにも、ぶつがっだどきもあったな。やっぱ、只見は奥山なんだべな。
このオオアカゲラは、窓にでもぶづかって、即死だったべな。そんじぇ、ベロ(舌)、出しでだがら、引っ張って、先っちょ(先端)を拡大して撮ってみただ。
ベロの先端の両端には、8対の魚の小骨のような刺が逆向きに並んでだっけ。こんじぇ(これで)木ん中のカミキリ虫の幼虫を刺して、引っ張り出して、食うだべな。なかなか見る機会がねぇべと思っておまけの一枚。(イサム)
2015.02.10
雪の脱皮?
今日、只見町は半端でない大雪です。夜に狭くなってる道を車で走っていると、雪の皮がむけたような風景が…。(カナ)
2015.02.09
オライのタヌキ
おとといの朝、オライ(我が家)の裏手の野菜くず捨て場に、ノウサギの足跡があったんで、センサーカメラ仕掛げでみだぞや。きょう、取り出しで見だら、タヌキ2頭とテン1頭が写っでだっけ。タヌキは2頭連れ立って、午後8時41分から午後11時まで出たり入ったり。テンは午後10時47分に1回だけだったずや。どっちも、ハクサイやキャベツ、ニンジンだの野菜くずを食っていだっけ。食うものがねぇど、なんでも食うな。ノウサギが撮れなくて残念!(イサム)
2015.02.08
針のような氷?
今朝の只見町は、木々に針のようなトゲトゲの霜みたいな氷が付いてました。モールみたいですね。なんと言う現象なのでしょうか?
町内の学ぶ会の皆さん、見るなら今のうちです! 近所の山々や庭の木々を見てください! 遠くから見ると花が咲いてるような景色に思えます。川沿いなど特にキレイに見れます。(カナ)
カナちゃん、早起ぎしで、よぐ気がついだな。今朝のは「樹霜」っていうあんだ。これは霧氷の一種で、大気中の水蒸気が昇華して樹木の枝にくっついだもんだぁ。オラも今まで写真撮っで帰っただ。写真はクリの葉っぱについだ樹霜だ。こうだ楽しみは、冬ならでは。黒谷川のユビソヤナギも樹霜まみれになってっぺな。(イサム)
2015.02.07
クラッポ日和
朝がら、あんま(とっても)いい天気だったもんで、チューハン(昼飯)めぇ(前)に、ちょっこら、只見湖さ、行ってきただ。そしだら、さっそく、クラッポ(カモシカ)道路横のナラ林のなかに発見。なかなかヤブがら出でこながっけが、ようやく枝のない場所に来だどころを撮影。なにげなく、対岸の山のうえを双眼鏡で見でだら、そこにもでっけぇ(大きい)クラッポが雪のうえで休んでだっけ。きょうは、ポカポカ天気だったんで、クラシシものんびりしてだっけな。(イサム)
2015.02.04
車庫から雪まくり
きょうの午後、車庫の裏の雪掘りをしっぺと思っで急斜面をラッセルしでだら、ばがでっけぇ(たいへん大きい)雪まくり、見っけ! 直径は60cmばっか(ほど)あっぺな。これは車庫の屋根から伸びたでっけぇ雪庇がボッキッと折れて転がったんだど思う。破片がでっけぇがら、ちょっと転がっただけで、でっけぇバームクーヘンになったんだべな。思いがけねぇどごで、雪まくりに出食わせだ(出会った)もんだ。やっぱ、冬は面白っしぇな。(イサム)
2015.02.01
しぶき氷
今朝、5時起きしで、猪苗代湖の「しぶき氷」見に行ってきただ。湖の水が岸にぶつかり、しぶきとなって樹木にふりかかり、ばかでっけえカナックり(ツララ)になっちまったようなもんだ。近ごろは、テレビや新聞にもよぐ出るようになって有名になってきただ。これを発見しだのは、喜多方の小荒井実先生だぁ。はぁ、20年以上まえになっども、小荒井先生が「おれが、しぶき氷がすごいって、しゃべっても、猪苗代の役場職員も地元の人もだーれも反応しないんだ」と嘆いでいだごどをよぐ覚えでる。それが、いまや、猪苗代の冬を代表する名勝地になっちまっただ。「やっぱ、みんなに浸透するには時間はかかんなぁ」と感慨深く思ってかえってきただ。(イサム)
2015.01.30
夢街道アネがいのクラシシ
きょう、夢街道アネがい(家)の前っ手(めえって)の山に、クラシシ(カモシカ)見に行ってきたぞや。急斜面を胸までラッセルしながら、雪を掘って木の芽をむさぼり食ってたぞや。ムチムチに肥えでいたぞや。鼻っ端がえらぐ黒いクラシシだっけな。やっぱ、オラのごどを見っけっど、石のように固まっけずや。(イサム)
2015.01.29
雪のフリル
いま、道路の両側にでぎだ雪の壁の縁を見でみっけやれ。ちっと(少し)天気になっと、こだになんだずや。雪の壁の縁を飾るフリルだずや。雪庇が、気温があがっと、下の方にしなって(曲がって)出来んだべな。面白っしぇー模様だべや。(イサム)
2015.01.26
ノスリ
きょうもオジロワシ見っけっぺ、と思って只見湖さ、行っだら、ノスリがいだっけ。ケヤマハンノキの梢に止まって、しきりにキョロキョロしでいだっけが、何を探していんだべな。あんま警戒しながったんで、よぐ見らっちゃぞや。(イサム)
2015.01.24
クラシシ
チューハン(昼飯)食ってがら、太陽が出てきたんで、クラシシ(カモシカ)探しに只見湖に行ってきたずや。足跡をたどっていぐど、ナラの木の中で枝をむさぼるクラシシ発見! 込み合った枝を出て、オラのことを見っけだら、歩行途中のまま、ビッダッと石のように固まっちまっただ。にらみ合うこと30分。オラのほうがよっぱらになって(飽きてきて)帰ってきただ。たしかに動かねぇでいっと、忍法「楢肌の術」。木と見分けがつがなぐなる。クラシシの山に融けこむ技を堪能できたぞや。(イサム)
2015.01.21
一女性教師の思い出
昭和31年から35年まで、只見小学校に勤務されていた山ノ内ワグリ先生が当時のことを語っている文を発見しましたので、紹介します。当時の只見小学校を知る貴重な資料です。読んでいただければ幸いです。
「電源開発と前田建設の児童は、一般にわがままにふるまい、地元の児童は控えめでした。中には気骨があり、衝突していた子もありましたが、長い間序列も決まり閉鎖的な社会の中での身の処し方になれていた子らには刺激的であり、これがよかったことみるか、困ったこととみるかは難しいようです。いずれにしても切磋琢磨の機会になった子もいたことは確かです。
児童よりも保護者が先進者のように振る舞い、担任にも要望、わがままを申し出ていたようです。若い教員がほと んどでしたので、極端にいえば、いいなりの面があり、反省しています。社宅族の親同士の子どもを代理にした競争心が学校、とりわけ担任への圧力となっていたものと思われます。服装等派手な面もあり、弁当のおかずなどでも地元の子に影響を与えたと思われます。毎日のように、廊下からわが子の学習状況を見に来られる保護者もありました。役職(父親の仕事上の、たとえば所長、課長)をもった保護者は子どもより教師の指導方法を見に(監視に)来られるような方もあったそうで、よく話題になっていました。必然的に「えこひいき」のように見える対応も出てしまったこともあるでしょう。国策としての電源開発、これを受け入れざるを得なかった教育行政と学校にあって、要は教師がどのような姿勢 で教育にあたるべきか少なくとも私にはビジョンなどなく、正直いってあの当時の大卒の保護者と子弟に一目おいての教育だったことを残念に思います」山ノ内ワグリ(平成8年)
私はワグリ先生に習っていませんが、子どもたちにとても人気があった先生だということは聞いていました。私も昭和31年に、只見小学校に入学したので、ワグリ先生が語っていることと同じ経験をしました。4年生の時、担任のM先生が電発の子を「えこひいき」していると問題になったことを思い出しました。
私も教員時代は特定の子どもを「えこひいき」をすることのないように気をつけていました。特に可愛い 女子には近づかないことを心がけていました。(信)
いやー、よぐめっげでけやった。さすが信あんにゃ。これは只見町史資料集第3集『尾瀬と只見川電源開発』に出でんがんだずや。これを編さんしでだ頃、電源開発の好景気や補償問題の資料はバカいっぺいあんだども、あれほどいだ社宅族の子めらや教育関係の資料がまったくねぇ、そんじぇは片手落ちだべというごとになって、その当時、只見小学校にいだという山ノ内アグリ先生(女の人だずや)にお願いしで書いでもらったあんだずや。もう40年ぐれぇ前のごどを、しっかりした鮮明な文章で、便箋にびっしり書いでよごしでけやったのを覚えでいっつぉや。大した人だなと思ったっけな。しかし、改めで読んでみっど、50年近く前にも、モンスターペアレントはいだんだな。あの頃の社宅族の母ちゃんだちは、いまでいう見栄っ張りの教育ママ。やっぱ、暇ど金が出てくっどそうなんだな。いまの世の中なんぞ、みんな社宅族になっちまった。時代だなと、つくづく思うと同時に、あの頃の、のほほんとした時代がうらやましい。(イサム)
2015.01.14
ヨシガモ発見!
本日の大物、ヨシガモだぞや。只見湖の国道側にいだんで、バッチリ撮っちゃずや。緑色で金属光沢のあるヘルメットと蓑毛がえれぇかっこいい! きょうはラッキー!(イサム)
2015.01.11
水鳥観察会
きょうの水鳥観察会は、参加者10名。確認種はつぎのとおりです。
【滝湖】コハクチョウ4、マガモ2、コガモ3、ホシハジロ6、キンクロハジロ7、ホオジロガモ1、カワアイサ2、計7種、25羽、番外カワガラス1
【滝湖】カンムリカイツブリ2、コガモ8、オカヨシガモ21、ホシハジロ31、キンクロハジロ46、ホオジロガモ2、オオバン14、計7種、124羽、番外ウミネコ1
種類も個体数もたいへん少ないです。4年前の水害から水鳥が戻ってきていません。大水害だったので、いまだに生息環境が回復していないということだと思います。
ただし、オカヨシガモの群れは珍しいです。地味なカモですが、端麗な姿が好きです。オオバンは例年、萬代橋の下流にいるのですが、今年はゴミ回収浮きの下流、左岸に集まっていました。ウミネコは、日本海から迷い込んだものです。みんなで見ていたので、恥ずかしがって着水しませんでした。
まち湯で、鳥合わせをして昼食後、解散しました。(イサム)
2015.01.07
また、出てきてました。
カモシカは昨日の天気の良いときキャッチしました。今日は前が見えないくらいの吹雪です。
只見町入叶津から~(夢街道)
2015.01.05
雪エクボがいっぺぇ
きょう、束の間の晴れ間、オジロワシでも見っけんべぇと思って外に出だども、鳥影なし。んじゃども、雪の芸術は楽しめだな。どごもかしごも雪一面、「雪エクボ」だらけだぁ。これは大雪の後、急に気温が上がっど、あちこちに凸凹が出来んがんだ。雪エクボなんて、オツな名前つけだもんだ。あど、斜面に縦筋がいっぺぇついでんだが、これはなんちゅうだべな。砂丘につく風紋と同んなじあながな。(イサム)