2015年1月11日
水鳥観察会
参加10名
きょうの水鳥観察会の確認種はつぎのとおりです。
【滝湖】コハクチョウ4、マガモ2、コガモ3、ホシハジロ6、キンクロハジロ7、ホオジロガモ1、カワアイサ2、計7種、25羽 番外カワガラス1
【滝湖】カンムリカイツブリ2、コガモ8、オカヨシガモ21、ホシハジロ31、キンクロハジロ46、ホオジロガモ2、オオバン14、計7種、124羽 番外ウミネコ1
種類も個体数もたいへん少ないです。4年前の水害から水鳥が戻ってきていません。大水害だったので、いまだに生息環境が回復していないということだと思います。
ただし、オカヨシガモの群れは珍しいです。地味なカモですが、端麗な姿が好きです。オオバンは例年、萬代橋の下流にいるのですが、今年はゴミ回収浮きの下流、左岸に集まっていました。ウミネコは、日本海から迷い込んだものです。みんなで見ていたので、恥ずかしがって着水しませんでした。
只見保養センターで、鳥合わせをして昼食後、解散しました。
2015年1月14日
定例会
民宿ふる里 参加12名
「白神、屋久島世界遺産と佐渡島スギ天然林のありのままを報告します!」というタイトルで、事務局長の和子さんより昨年の旅行の話を伺いました。
2015年2月27日
定例会
参加11名
代表による講座「只見なんでも一番」で勉強会。今後の活動計画策定。
2015年3月17日
毘沙沢訪問
参加8名
10時に森林の分校ふざわを出発。圧雪された林道を徒歩でゆっくりと1時間半かけて毘沙沢の今井さん宅へ到着しました。カレーライスと手づくりケーキの昼食をごちそうになってから、裏山を散策しました。晴れ渡った気持ちのいい日でした。カモシカに出会い、雪解けの音に春の訪れを感じました。分校に戻ったのは17時過ぎ、たっぷり遊んだ1日でした。
写真は裏山のブナの前で、参加のみなさん。
2015年4月12日
ユビソヤナギ観察会
参加12名
只見川、伊南川の合流点の黒沢側で観察会を行いました。ちょうど来町中の新潟大学教授・崎尾先生が参加され、水辺林について解説をしていただきました。20年生ほどのユビソヤナギが多数あり、稚樹もたくさん見られました。ここがユビソヤナギにとって大切な自生地のひとつであることが確認されました。
快晴の空の下、ちょうどユビソヤナギの花が見頃でした。
この観察会には福島民報の記者も同行され、翌日の誌面に大きく掲載されました。
2015年4月12日
ゼンマイ折りの話を聞く会
叶津番所 参加20名
叶津の恒夫さん、時江さんご夫妻をお招きし、かつてのゼンマイ折り泊り山時代のお話しを聞きました。かつてNHKで放映された若き恒夫さんご夫妻のゼンマイ山での姿を映したビデオを見た後、たくさんの質問にこたえていただきました。夜7時からの会とあって、囲炉裏を囲み、お酒の飲みながらのなごやかな会でした。
2015年5月6日
植物モニタリング調査 1回目
「季の郷 湯ら里」周辺
参加8名
環境省のモニタリングサイト1000の調査手法を用いて、3年目となる今年は「季の郷 湯ら里」(只見町深沢地内)から比良林公園までの林道、遊歩道で調査を実施しました。コースには、規模は小さいもののブナ二次林、開けたミズナラ林、多様な樹種による広葉樹林、スギ植林地、人工的な草地、池、水田、放棄水田跡の湿地など、多様な植生が見られます。
写真は湯ら里近くのブナ二次林。
下は林床に咲くカタクリとコシノコバイモ。
2015年5月24日
寄岩バードウオッチング
寄岩林道 参加7名
鳥類リストは、ホトトギス、コゲラ、ホオジロ、メジロ、イソシギ、コチドリ、ツツドリ、アオサギ、アオゲラ、ウグイス、ノジコ、チゴモズ♂♀、クロツグミ、トビ、ツバメ、サシバ、カワセミ、サンショウクイ、カケス、キセキレイ、ハスブトガラス、ハシボソガラス、カワウ、ヒヨドリ、オシドリ♂、カワラヒワ、センダイムシクイ、オオルリ、キビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、サンコウチョウ以上33種。
なんといっても、チゴモズの雌雄ペアが出たのが今年の目玉。巣材をくわえていだがら、巣作り中でしょう。そして「月・日・星・ホイホイ」って鳴くサンコウチョウの鳴声も遠くからでしたが聞こえました。いまではめったに見られない鳥です。さすが只見、さすが寄岩です。
そのほかクロサンショウウオの卵塊、ダダミハコネサンショウウオがいました。
ツチガエル、シュレーゲルアオガエル、アマガエル、アカガエル、モリアオガエル、カジカガエル等カエルの合唱が響き渡っていました。雪の残っているところのそばにはまだカタクリが咲いていましたし、なんと言っても藤の花がみごとでした。
2015年6月12日
第15回 総 会
只見保養センター 参加22名
総会は、只見保養センターでおこなわれ、平成26年度事業報告と決算報告及び27年度事業計画案と事業予算案が無事承認されました。終了後の懇親会は若い人の参加もあり、有意義な談笑でした。
2015年6月14日
植物モニタリング調査 2回目
「季の郷 湯ら里」周辺
参加4名
2015年6月28日
最後の越後瞽女小林ハルさんのDVD上映会
朝日振興センター 参加22名
「最後の瞽女」といわれる小林ハルさん(2005年、105歳で死去)は、かつて会津地方も巡ったそうで、明治44年、11歳の時、只見の山に置き去りにされ、それを楢戸の故横山哲夫さんの父、祖父が助けられたというエピソードが残っています。また、小川在住の画家渡部等さんの「瞽女さんの唄が聞こえる」という記録映画も観賞しました。瞽女の暮らしや瞽女が強い絆で結 ばれていることを知り、勉強になりました。
只見にも瞽女さんが雪消えとともに八十里を越えてやって来たそうです。テレビもラジオもなかった頃、瞽女の唄を聞くことが何よりの楽しみだった昔がしのばれました。
2015年7月5日
植物モニタリング調査 3回目
「季の郷 湯ら里」周辺
参加4名
写真はコシジシモツケソウ。
2015年8月2日
植物モニタリング調査 4回目
「季の郷 湯ら里」周辺
参加5名
2015年9月6日
植物モニタリング調査 5回目
「季の郷 湯ら里」周辺
参加7名
コオニユリやヤマユリ、メタカラコウが咲いていました。ブナ林ではエゾゼミが合唱。マイマイガの食害のために今年2回目の新緑が見られました。
2015年9月29日
ユビソヤナギ調査
参加2名
長浜の中洲を調査しました。安定した中洲のため太いユビソヤナギが多く、14本の計測をしました。
2015年10月4日
植物モニタリング調査 6回目
「季の郷 湯ら里」周辺
参加5名
写真はツリバナの実。
2015年11月18日
ユビソヤナギ調査
参加3名
2011年の豪雨災害で攪乱の大きかった小戸沢を調査しました。水害前に75本確認されたユビソヤナギは、今回は21本のみでした。しかし、まだ種類はわからないもののヤナギの稚樹はたくさん生えていたので、数年で復活してくるものと思われました。
2015年11月1日
植物モニタリング調査 7回目
「季の郷 湯ら里」周辺
参加3名
春に花が咲くヒメオドリコソウ、スミレ、ツボスミレが11月に開花していました。これは、例年になく好天に恵まれ気温が高かったためと思われます。
今年の7回の調査結果は、231種が確認され、日本海側に特有の植物、保護したい植物が28種ありました。
くわしいリポートは、「学ぶ会通信 vol.11」に載っています。
2015年11月22日
小林館の探索
参加8名
秋の澄み切った空気のもと、小林館探索をしてきました。小林の八幡神社からのぼり、小林館本丸をめぐって、町道野々沢線におりる行程1時間半ほどのコース。適度ののぼりとブナに囲まれた館跡、木立の間からは小林集落や二軒在家集落、伊南川を見渡すことができ、晩秋の戦国の山城を堪能しました。帰りは、オプションランチとして、五十夢の日替わり定食をみんなでいただき解散しました。
2015年12月3日
忘年会
居酒屋まるまる 参加15名
新規オープンの居酒屋で忘年会を開きました。来年は写真展をやりたいなど活発な意見も出て、楽しい会でした。